遠い昔、ある星が出来た。
命の素は枝分かれし、さまざまな種族が誕生した。
やがてそれは進化し、知性を持ったりするものもあった。
知性を持った種族は利害関係が一致すると異種族でも生活を共にするようになった。
長き付き合いの後それは民族となった。
民族それぞれが町や集落を作った。
それらが大規模になると『国』と呼んだ。
あるところでは魔法が発達し、
またあるところでは科学が発達していった。
核を使うでもなく、禁呪を使うでもない。
著しく均衡が崩れることは無く、それを保っていた。
今も生命が生まれ、そして消えていく。
ただ、それを繰り返していた。
これは、そんな世界での貴方のお話。
滅するも生かすも貴方次第。
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